2018年07月13日

小さく艶やかに(=手軽に)

小学校から家への帰り道は、畑があったり、草原(柵もない空き地)や小さな林を抜けたり。。。土田舎というほどでもないのですが、千葉の新興住宅地は、ちょっと歩くと自然がいっぱいでした(笑)。・・・最近行ってみたら、見事に宅地化が進んでいたけど。

よく道草をして、何か持って帰っていました。
タンポポとか、クローバーとか。

今、身近で花を摘んで帰るのは、難しい。花泥棒は・・・なんて言っても、今の時代に迷惑行為は避けなくては。そこで、庭に雑草のように小さな花があったりしています。

夏は花の数が少ない季節。茶花の世界では、楚々とした山野草、例えば、鷺草とかムクゲなどを一輪挿しなどにポンと生け、段々秋が近づいてくるに合わせて、花数を増やす。そして、秋にはカゴにたくさんの花が活けられるのです。

暑い季節は、たくさんの花より、涼しげで、花も美しく見えるのかもしれませんね。これも、日本人の美意識のような気がします。

ちょっと摘んで、ちょっと活けるなら、一輪挿しが手頃。
器の高さよりちょっと長めに切って、ポンと投げ入れるだけ。
例えば、タンポポのように短い茎なら、ビー玉や小石などを、底にちょっと入れてもイイ。また一輪でも一緒に形の良い葉も添えると華やか。薔薇なら一輪挿しの口にあごを乗せるように一輪。

買ってきた切り花も花が大きく開いたら、散る前に思い切ってざっくり短く切って、一輪挿しに活け変えてあげれば、さらに数日楽しめます。

お勧めは備前焼。
『備前焼 小花入三角形(桟切) 』

花瓶 花器 花入 一輪挿し 備前焼 小花入三角形(桟切)



もう一つ。
『備前焼 徳利型ミニ花入』

T【備前焼 花瓶/花入】徳利型 ミニ花入 【宅配便配送】(z)



・・・いずれも、この小ささで、本格的な備前焼というところがいいですね。小さいのでどこにもちょいと飾る感じ。
備前焼は一見すると地味に見えるかもしれませんが、このナチュラルカラーがどんな花にもあう。それこそ、タンポポでも、撫子でも、薔薇でも!
しかも、備前焼は水が腐りにくく、花も長持ちするから、夏にはぜひ使いたい。

滋味溢れる土味と、ころんとしたフォルムがかわいらしいシンプルな一輪挿しだから、野の花を清々しく素朴に、華やかな洋花をぱっと引き立てます。
小さい夏期で、玄関先などにいくつも並べるのも楽しいですね。

(2011年3月初出:うつわ倶楽部より転載・加筆修正)


追記。。。
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posted by ys-office at 12:00 | 【うつわの話】

2018年07月11日

あえて・・・名作マンガを語ってみる その32『ざ・ちぇんじ』

筆者が中学・高校ぐらいの乙女の頃、大ブームだったのが氷室冴子さんの小説。
『クララ白書』とか、『アグネス白書』とか、いわゆる少女向けの小説はみんなが読んでいましたねぇ。マンガと同じくらいの大ブームでした。

筆者ももちろん読みましたが、その中で、筆者が好きだったのは氷室冴子の王朝貴族もの。
最初が古典の「とりかへばや物語」の新釈である『ざ・ちぇんじ』。そして、同じく平安の王朝文化を舞台にした氷室ワールド全開のオリジナル小説『なんて素敵にジャパネスク』

そして、やっと今回のテーマですが、この小説のコミック版が好きなのです。

山内直実 『ざ・ちぇんじ』 白泉社文庫 全2巻

ざ・ちぇんじ! (第1巻) (白泉社文庫)



原作も面白いのですが、きれいな絵と登場人物達の生き生きとした表情で物語が展開されるコミック版が名作。
しかも、同じ漫画家さんが『なんて素敵にジャパネスク』のほうもコミック版を書いていて、これも大ヒットしたのですが、筆者的にはこちらが好きなのであしからず。

ストーリーは、「とりかえばや」を少女マンガらしく、コミカルに描いたもの。
美しき姉弟が、立場を入れ替え、姉が出仕し、弟が後宮に入るというもの。そこに、恋アリ、ハラハラありのストーリー。
繰り返しますが、原作が平安時代(作者不詳)の古典。
昔から、こういうものに憧れる層があったのだなぁと楽しくなります(原作はもうちょっと大人風味ですけどね)。

ちなみにこの漫画家さん。現在は同じく平安時代の古典『落窪物語』を田辺聖子は新釈で描いた『おちくぼ物語』を原作にした『おちくぼ』を連載中。
これも、楽しいです。


追記。。。
『クララ白書』や『アグネス白書』は、古本もお宝化してなかなかのお値段なので、kindle版での購入がお勧めです。
筆者も○十年ぶりに読み直しました!

[まとめ買い] クララ白書(集英社コバルト文庫)



[まとめ買い] アグネス白書(集英社コバルト文庫)





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posted by ys-office at 12:00 | 【本の話】アート/デザイン

2018年07月09日

引き続き、素麺のはなし

前回記事で、器の話としつつも素麺を考えていたら、とにかく頭が素麺だらけに。
ということで、今回も引き続き素麺。

・・・この数年、やたらに食べるのが素麺です。
子どもの頃はあまり好きではなかったんですけどね。

年のせいか、最近では1年中素麺を切らさないようにしています。
まして、今は夏。まとめ買いで常にストックがたくさんあります。

で、食べ方。
多くの人がめんつゆでさっぱり、薬味にこだわる・・・なんでしょうが、前回記事でも書いたとおり、筆者はほとんどめんつゆでは食べません。

一番好きなのは、「ごまだれ」。
実は、我が家では昔から、冷たいうどんのつけだれは「胡麻」。
父の実家に、お盆で行くと、この「胡麻うどん」が定番なんです。茹でたうどんを冷水で冷やし、たっぷり胡麻を擦って、味醂と醤油で味付けしたつけだれをつくる・・・この味付けだけは、いつも父がしていましたね。実家の味だから。

この感覚があるせいか、素麺も「胡麻」。
昔はしょっちゅう、胡麻を擦っていましたけど、いまは便利なものもありますしね。

ヤマサ ごまだれ専科


ヤマサ ごまだれ専科 パック 500ml



↑あっという間になるなるので、500mlで。

次に、よく食べるのが、生卵。
生卵をかき混ぜ、めんつゆをたっぷり入れて、お好みの味に。
これをつけだれにして食べるのが、夏の栄養補給にもなって、けっこうするするいける!

愛用のめんつゆはコレ。

ミツカン 追いがつおつゆ


ミツカン 追いがつおつゆ2倍 1000ml



↑これはいろいろ大活躍なので、常に1000mlをストック。


お昼はこの2パターンで、けっこう飽きないのですが、たまにはちょっと腕まくりをして。。。

ソーメン次郎 『簡単! 極旨! そうめんレシピ』 扶桑社

簡単! 極旨! そうめんレシピ (扶桑社ムック)



↑去年発売の本ですが、これがいいです!

夏はこれからが本番!
あっさり、めんつゆもいいですけど、なんだかパワーが足りない!
夏バテ防止に、栄養たっぷりで素麺を!



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posted by ys-office at 12:00 | 【ひとりごと】

2018年07月07日

七夕→素麺→うつわの話

今日は七夕ですね。
子どもの頃は、「なんで梅雨の季節に七夕なんだ」なんて、思っていましたが、今年は見事に梅雨が明け、青天が続く日々・・・むしろ、暑すぎ。

いずれにしても、筆者のいるエリアは中途半端な田舎でして、都内にくらべれば毎日きれいな星空が見えるものの、天の川はさすがに。。。
それに、大人になって、いまさら笹竹と短冊を飾るのも面倒ですし、残るは「食」だけですね。

ということで、七夕といえば素麺。
なぜ、素麺かといえば、諸説あるようですが、筆者がお気に入りなのは、七夕の機織りの白い糸を素麺に見立てた・・・という話。
天の川を素麺に・・・というのもあるようですよ。

では、今日も器の話。
筆者も含め、素麺って家で食べるもの、というイメージが強いのではないのでしょうか。そのため、料理屋さんなどでの、素麺の器のスタンダードはわかりません。

でも、やっぱり、今の季節はやっぱり「硝子」でしょうかね。

東洋佐々木ガラス「流蒼 麺皿」3個組

麺皿 (3個セット)【業務用 プロユース 和風そば うどん そうめん 家庭用 ガラス皿】★ホームライフポイントアップキャンペーン★[10P03Dec16]



・・・明治創業の老舗、日本のガラスをリードする一流ガラスブランドの東洋佐々木ガラス。この「流蒼」のシリーズは、まさに素麺のためにあるような夏の器ですね。シリーズで、小鉢やつゆ鉢、中皿などもありますが、全部統一しないで、別のものと組み合わせるのもアリ。

ということで、つゆのための小鉢は、涼しげな青のガラスに似合いそうな磁器をチョイス。
好きずきですが、全部がガラスだと、なんか物足りない気がしますので。
薬味をたっぷり入れたいので、そば猪口などより、小鉢がいいですよね。

まずは、有田焼の染付。

そうた窯(有田焼)「染付丸紋蛸唐草正角小付」

有田焼 染付丸紋蛸唐草正角小付 小鉢 8.5cm そうた窯 sta0188 モダン 贈り物 ギフト プレゼント 内祝い お返し 来客用



・・・スッキリしたフォルムと、シンプルな丸紋がお洒落な小鉢。めんつゆに薬味をたっぷり入れれば涼しげに。そうた窯は、モダンさと伝統を併せ持つ磁器づくりで、人気の窯元です。

そして、最後は素麺。

任「手延素麺揖保乃糸」特級(黒帯)

手延素麺揖保乃糸特級(黒帯)6束包装品×10袋(揖保の糸 そうめん)【非常食 常備食】【そうめん】【HLS_DU】/特6×10/



・・・どこのスーパーでも買える、定番「揖保乃糸」。でも、この夏はちょっと豪華に、黒帯の特級品を! 素麺って、いろいろあって、味もいろいろなんです。。。


ちなみに、素麺はめんつゆ派ですか?
私はごまだれ派。それと、生卵にめんつゆを足したものも好きです。薬味は刻んだ大葉をたっぷりとね。


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posted by ys-office at 12:00 | 【うつわの話】

2018年07月05日

平積みチェック・・・『ミニチュアお菓子とパン』

唐突ですが・・・・・・筆者はパンが大好きです。
しかし、筆者の自宅近くにはパン屋が少なく、しかも、長年通っていたパン屋さんは、なぜか最近、パンの種類を激減させて、足が遠のくばかり。
もちろん、隣の駅とか、ちょっとだけ遠出をすれば、おいしいパン屋さんはたくさんあるのですが、でも、パン好きとしては、思い立ったらすぐ、ランチの時にブラブラ歩いていけるところに美味しいパンがないのは大問題なのです。

ということで、最近はサンドウィッチづくりにはまっている筆者。
そこで、先日も、新しい本を求めて本屋へ。

料理のコーナーの中でも、パンやケーキなどを集めている本棚の前に立ちました。
・・・残念ながら、目的の本はなかったのですが、代わりに見つけたのがコレ。

『オーブン樹脂粘土でつくる ミニチュアお菓子とパン』
 日本ヴォーグ社


オーブン樹脂粘土でつくる ミニチュアお菓子とパン



・・・繰り返しますが、「料理」のコーナーです。
そして、この本は「粘土」でつくるミニチュア。
たしかに良くできていて、美味しそうなパンの写真が表紙ですが、「粘土」です!!!

・・・なんで、料理のコーナーに置くかなぁ。しかも、本棚の中に1冊紛れるようにささっていたのではなくて、本棚前の棚に並べられた平積み。
新刊ですからね、数冊積んでありましたよ。

ちなみに、隣に積んであった本はコレ。

『一からのパン作り』 旭屋出版

一からのパン作り



・・・偶々なんでしょうけど、この2冊、並べて置くと違和感なく、きれいな表紙のパンの本。
(撮影の方向性が似ているし)
だからといって、料理のコーナーに手芸本を置きますかねぇ。
日本ヴォーグ社と言えば、手芸本の専門出版社だし、そもそも「粘土でつくる」としっかり謳っている本ですよ!!!
最近の書店員、本の内容とかまったく見ていないんですかねぇ。
パンの本を買おうと思って、この本を見つけても、買う人がどれくらいいるんでしょう?

・・・ま、私は手芸好きなので、“うっかり”買ってしまったけど。。。
でも、筆者は特例です。変わり者だし、本ならなんでも好きなだけだし。

基本的には、総菜の寿司のコーナーに、食品サンプルの寿司を並べて置くようなものですからね。食べるパンの本と、粘土の本だから。。。

はっきり言いますけど、おバカさんですねぇ。。。

ホントに、自分が売る本ぐらい、しっかり内容をチェックして、並べて欲しいものです。


追記。。。
ちなみに、探していたサンドウィッチの本は、まだ買っていないため、書名の記載はひかえます。もし、近々サンドウィッチ本が当ブログで登場したら、この時に探した本だなと思っていただいていいと思います(笑)。


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